英会話教室の集客が上手くできない、ライバル店ばかりに集客があってどうすればいいかわからないとお悩みの方はいらっしゃいませんか。
近年、外国語教室の市場規模は1兆1000億以上（2016年）で海外旅行やビジネスでの転勤、訪日外国人観光客の増加影響で様々な英会話教室が存在します。その中で他店と差別化を図り、集客を上げるにはホームページの制作が必要です。
今回はホームページ制作の重要性、制作するにはどうすればいいのかご説明します。
ホームページ制作が重要な理由
ホームページが新規顧客獲得の助けになることはご理解されていると思いますが価格、サービス、雰囲気等を他店と比べられるのが嫌だと考える経営者もいるかと思います。
しかしながら飲食店、病院、観光地等知りたい情報があったとき皆さんは何の媒体で調べるでしょうか。昨今ではスマートフォン、パソコンを使ってWEBで調べるといった方が多いのではないのでしょうか。そのためWEBに情報が無い時点で検討対象から外れてしまう可能性があります。
そうならないために、魅力的なホームページを作るにあたってのポイントを説明します。
ホームページ制作の3つの方法
そもそもホームページはどうすれば作れるのでしょうか？どこに依頼すればいいのかわからないという方もいらっしゃるかと思います。ホームページ制作にあたって3通りの方法を紹介します。
独学で勉強して作成する
ITに興味がある。自分でやってみたいという方は作ることも可能です。最近は書店に行くとホームページ制作に関する参考書がたくさんあります。またはITスクールなどで学ぶのがよいでしょう。
そのほかにも簡易的なWEBサイトであればテンプレートをつかって手軽に作ることもできますが周囲と被る可能性、自身が作り上げたいデザインがテンプレート上にない場合もあります。
メリット
当然ご自身のみで作業をするので費用を抑えることができます。技術が追い付ければご自身が描く理想のページが出来上がりますし、定期的に自身でサイトをRN更新できる強みがあります。今後の知識としてもためになると思いますよ。
デメリット
勉強をして制作できるようになるまで多くの時間を費やすことになります。本業がおろそかにならないようにする必要はあるかもしれません。また結局技術不足で理想のホームページが作れないこともデメリットとしてあげられます。
知人・フリーランス等技術のあるものに依頼する
ご自身の周りにホームページ制作技術を持っている方がいるのであればお願いすることも可能です。またはクラウドソーシング等でやりとりし、個人での請負をしているフリーランスの技術者に依頼することもできます。
メリット
技術を持っているのである程度の完成度を求めることができます。また１対１での個人対応になるので要望に対して柔軟に動いてくれる時もあります。
デメリット
技術をもっていてもデザインが得意であったり、構築が得意であったりとそれぞれに不得意の分野があるのが正直なところです。過去にどのようなサイトを作った経験があるのか実績を確認しておきましょう。
また依頼しているためある程度の報酬の支払いは必要になります。知人でしたら多めに見てくれるかもしれませんが、フリーランスは制作することを生業にしているのである程度の金額がかかります。
金額はピンキリになるので不明瞭な部分が発生するリスクがあるので十分に確認して依頼しましょう。
WEB制作会社に依頼する
WEB制作会社とは名前の通りホームページ（WEBサイト）を制作する会社です。
企業によってどこまでやってくれるか（デザイン、写真撮影、ライティング、制作後サポートサービス等）が違います。こちらについては後程説明します。
メリット
基本的に制作会社は分業制で成り立っているのでそれぞれの分野に特化したプロが担当します。
専門業者ならではのクオリティの高さがありユーザーの目が留まりやすいようにそれぞれの英会話教室の強みを出し、集客に特化したWEBホームページが出来上がります。内容もわかりやすく、細かさやデザインの美しさがあります。
デメリット
費用が前者２つよりも金額は高くなるのでお財布の面での相談は必要になります。
WEB制作会社での制作がおすすめ
費用面でのデメリットはありますが、一定以上のクオリティを期待できるという意味で、WEB制作会社に依頼するのがおすすめです。
教室の強みやサービス情報、価格、場所等を分かりやすく見せることが出来ますし、ブログやSNS等と連携して定期的に新しい情報を発信し、自社の英会話教室をアピールすることもできます。
綺麗でわかりやすいサイトと分かりにくいサイトとでは、ユーザーの反応も多きく異なるため、今後何年にもわたって経営を続けることを考えれば、十分に効果を見込めるからです。
どうやって依頼するのか
「何か準備しないといけないのかな」「どんなサイトにしたいか考えがまとまってない」と考えて億劫になっている方はいませんか。
心配ないですよ。一度、「ホームページ制作会社 集客」や「WEBサイト制作会社 〇〇県」等で検索してみてください。たくさんの制作会社が出てくるはずです。
そして興味がある業者に問い合わせてみましょう。大抵制作会社サイト上に問い合わせフォームがあるはずです。その後、電話、来訪、メール等でやり取りができます。その際に経営とあったサイトを制作してくれる会社を見極めましょう。
予算について
制作会社によってピンキリになってしまうのが正直なところです。安いところですと数十万～数百万の幅があります。傾向としては金額が安いと写真や掲載時の文章などを自分で用意する必要があることやサイトのページ数もシンプルになる場合が多くあります。
逆に金額が高いほどプロのカメラマンが実際に現場での写真撮影をしたり、文章についてもライターが作成してくれたりとサービスの部分に違いが出ます。もちろんサイトページについても充実したものになるでしょう。
英会話教室の場合、いかに自分の教室に魅力があるかを伝える必要があるため写真や文章は重要です。安いから高いからと鵜呑みにせずご自身でしっかりと判断しましょう。
依頼するときの注意点
せっかくお金をかけて制作したのにイメージしてたのと違う…となってしまったらショックですよね。そんなことにならないためにここでは注意点をお伝えしますので要チェックです。
費用の開示
前項で話した通り、WEB制作には大きなお金がかかります。何にどのくらいの費用が使われているのか、見積書に記載があるはずです。
中にはパックでの販売もあるのでその際はどのようなサービスがあるのかしっかりと確認しましょう。時には追加費用が発生するケースもあります。しっかりと制作会社に確認しましょう。
意図をしっかり汲んでくれるか
経営者の方にはそれぞれの思い描いているビジョンがあるかと思います。「ワイワイしたイメージだから明るいページにしたい」、「ビジネス英語を教えているからスタイリッシュなデザインにしたい」等それぞれあるはずです。しっかりと自身の意見を汲み取ってくれる業者がベストでしょう。
さらに言うと、経営者の目線と閲覧ユーザーの目線にギャップが発生することがあります。例えば経営者側が「費用が安いのを謳いたい」と話していてももしかしたら閲覧ユーザーは「教室の雰囲気を知りたい」と考えるかもしれません。
このギャップがあって経営者目線だけのサイトにしてしまうと集客が見込めない場合があります。ユーザー目線からも意見を話してくれる制作業者だとよりベストです。
制作後の所有権がどこにあるのかを把握する
制作後の3つの所有権を確認する必要があります。それはホームページ、サーバー、ドメインです。これを確認しておかないと更新できなかったり、ホームページを失ってしまう可能性がありますのでよく確認しておきましょう。
ホームページの所有権
ホームページの所有権が業者にあるとホームページ上のデザインやコンテンツをチラシや新規ホームページに使用すると業者からホームページを停止させられてるケースもあります。
サーバーの所有権
サーバーとはホームページを表示するための必要な格納庫のようなものです。ここの所有権がなくログインできないと私たちは編集することができません。
以前と教室の内容が変わってしまって新しい情報を更新・追加したいと将来的に考えるのであれば重要になります。
そうならないためにどこの部分が更新できてできないのかを聞いておきましょう。そうしないと業者に追加で発注が必要になり費用が掛かる場合もあります。
またサーバー（格納庫）を得るためにはお金がかかります。よく確認しておきましょう。
ドメインの所有権
ドメインとはネット上の所在を表すものです。例えば「https://www.abc.com/」とあれば「abc.com」がドメイン名になります。
このドメインがないとホームページの所在地が分からなくなってしまいページにたどりつくことができません。他人と共有する無料ドメインと個人のみに充てられる独自ドメインがあります。独自ドメインの場合は費用がここでも発生のでよく業者に確認しましょう。
その他の集客方法の種類と特徴
ビラを配るにしても、フリーペーパーへ掲載するにしても、ホームページがあれば、そのURLを各媒体に掲載することできるので、反応の取れるホームページを持つことが、何よりも大切になります。
他の集客手段として以下のような方法が考えられますが、これらを検討するのは、ホームページ作成後でも遅くはありません。
ビラ配り
駅前やお店の前で配られている店舗をたまに見かけますよね。直接見込みのあるお客様に紹介できることはよい点かと思います。最近ではプリントパック等簡単に大量印刷ができます。しかし労働力、費用が必要です。
フリーペーパー
公共施設やコンビニ等においてあるフリーペーパーに乗せるのも一つの手段です。地域情報誌ならエリアを絞って紹介することもできます。掲載費がかかるのと掲載記事が他店舗も含め多数掲載されているので目立たなくなってしまい埋もれてしまう場合があります。
広告
大手英会話教室をCMやビル広告等で見ることもあるでしょう。場合によっては何万人もの目に留まり、問い合わせの増加、ブランディングの面での効果は見込まれますがCM作成費、芸能人の起用費等費用は何千万になることでしょう。中小の英会話教室ですと予算の都合上おすすめはできません。
SNS
TwitterやFacebook等様々なインスタグラムがありますがフォロワー数が一定数いなければ効果は見込めません。
ホームページにSNS連動させることができる手段がありますので求めている情報をSNSで発信し、フォローすることで相乗効果が得られる場合があります。SNS連動についても一度業者に確認してみましょう。
まとめ
- WEBで閲覧できることでユーザーに目に留まることが増え、集客が見込めることからホームページ作成が必要になります。
- ホームページ制作会社に依頼するのがおすすめ。高クオリティのページは長期的にみて有益な効果が得られる可能性があり
- 制作会社もピンキリなので自身にあった業者を選定（予算、ビジョン、所有権等）する必要がある。
教室にあったホームページを制作し、さらなる集客を目指していきましょう。