年齢層の意識が大切!マツエク・アイラッシュサロンの集客方法

マツエクサロン、アイラッシュサロンの経営で、もっとも重要なのは集客といえます。なぜなら、どれだけ技術があっても、来客がなければ技術を発揮する機会がないからです。

リピーターを増やしたくても、新規顧客がいないと始まりません。まずは、集客に力を注ぎましょう。ここでは、さまざまな年齢層に向けた、効果的な集客方法を紹介します。

マツエクは若い世代の人だけのものではない

マツエクは、若い人がするものというイメージを持っていないでしょうか。

確かに日常的に接している顧客も、20~30代の女性が多いかもしれません。そのため集客をするときにも、若い世代をメインのターゲットにしてしまいがちです。しかし、それでは思うように来客数を増やすのは難しいでしょう。

若い世代に絞って集客をするのは、わざわざライバルのたくさんいる場所で戦っているようなものだからです。少し視野を広げるだけでライバルが少なく、潜在的な顧客がたくさんいる世代が見つかります。マツエクは、若い世代の人だけのものではないのです。

まつげに関する悩みは、若いときだけに抱えるものではありません。年齢とともにその内容は変化するのです。つまり、あらゆる世代の女性がマツエクサロン、アイラッシュサロンの顧客になる可能性はあります。

その人に合わせて、まつげの太さや長さ、本数、さらにデザインなどを変えることができるのがマツエクの魅力です。年を重ねたからといって、マツエクが似合わないということはありません。

また、マツエクをするとファンデーションが薄くても目元が引き立つので、普段の身だしなみが楽になります。なにより、目元が上がって若くみえるためアンチエイジング効果が大きいでしょう。
さらに、年配の女性には「まつげが少なくなってきた」「まつげのすき間が気になる」という悩みもあり、マツエクはあらゆる世代の女性から求められているのです。これからは、幅広い年齢層の女性をターゲットに集客をしましょう。

ターゲットの年齢層に合わせた集客方法を実践する

集客をするためには、さまざまな方法があります。大掛かりなテレビCMや新聞広告から、手軽に始められるポスティングやTwitterなどのSNSまで、ありとあらゆる媒体を利用できるのです。とはいえ、どの世代をターゲットにするかによって、相性のよい媒体というものがあります。

例えば、多くのマツエクサロンと同じように、20~30代の若い女性をターゲットに集客をするなら、チラシなどインターネット以外の媒体はあまり向いていません。戸建ての多い住宅街でチラシをポスティングしても、一人暮らしの大学生やOLにはほとんど届かないからです。

若い女性に見てもらいたいなら、TwitterやInstagram、または、ポータルサイトなどを利用したほうが効果的に集客できます。彼女たちはインターネットで店舗の存在や雰囲気、口コミを知り、予約をして来店するのです。

逆に、年配の女性がインターネットをきっかけに来店することは、あまり期待できないでしょう。幅広い層を狙って集客がしたいのなら、年齢層に合わせた集客をする必要があるのです。

若い世代はSNSを中心に集客する

幅広い層の女性から集客をするとはいえ、これまでメインの客層であった若い女性を捨てるわけではありません。マツエク・アイラッシュサロンの経営において20~30代の女性は、大切な存在です。なぜなら、「マツエクをやってみたい」と思っていたり、すでにマツエクに親しみがあったりする女性の割合が、他の世代と比べて圧倒的に多いからです。

また、おしゃれや化粧に興味がある高校生や大学生はいずれ20代になり、マツエクの潜在顧客になるでしょう。さらに、20代のうちにマツエクに親しんだ女性は、高い年代になってもマツエクを使用し続ける可能性が高いのです。

あらゆる年代の女性から集客することに決めても、20~30代の女性はこれまでと同程度集客し続ける必要があります。それには時間や労力、コスト、人員をかけずに、効率よく若い女性を集客しなくてはいけません。そのために、SNSを積極的に利用しましょう。

SNSには、費用がほとんどかからず、基本的に1人で運営できるというメリットがあります。さらに、まず人として興味を持ってもらい、関係を作り、「あの人の店なら行ってみよう」と思わせる力がSNSにはあるのです。

これまでは、「たくさんの女性の目にとまるから」「他のサロンもやっているから」という気持ちでSNSを利用していなかったでしょうか。これからは、時間や労力をほとんどかけないで若い女性を集客するためのツールとして、SNSを積極的に利用しましょう。そこで浮いた力や資金を、他の世代の集客に向けるのです。

年齢層が上がるにつれて、ネット以外の集客も大切になる

メインの顧客であった若い世代の女性だけではなく、上の世代の女性にも来店してもらうためには、これまで通りのやり方では無理があります。やったことがない集客方法をすることで、これまで来なかった顧客の来店が期待できるのです。

例えば、年配の人はインターネットをあまり見ないと思われています。しかし、実際は、若い人が見ているサイトを見ていないだけで、年配の人もインターネットは見ているのです。彼女たちは、Instagramは見ないかもしれません。そのため、SNSでの集客は難しいでしょう。

しかし、多くの人に閲覧されている動画サイト、例えばYouTubeは、年配の女性も見ています。そのようなサイトから、自社のホームページに来てもらえるような流れを作ることで、インターネットからの来店も期待できます。

しかし年齢層が上がると、ネット以外の集客も大切になります。チラシのポスティングやタウン誌への掲載などにも力を入れましょう。年齢層が上がるほど、ネット以外の媒体に好感が持たれ、来店される可能性が高くなります。

マツエクサロンの具体的な集客方法7選

ここからは、マツエク、アイラッシュサロンにおすすめの集客方法の中から、7つの方法を選んで具体的に説明しています。

誰でもやっている方法や昔からある方法を挙げつつ、ライバル店と差をつけるためのコツや意外と気づかないポイントも織り交ぜて、紹介しましょう。

1、ホームページの作成はネット集客の基本

ネットを使って集客をするなら、ホームページはぜひ作りましょう。TwitterやFacebookのアカウントを作って満足をしているサロンがありますが、集客できているかは疑問です。また、ブログをホームページ代わりにしている店舗もあります。

しかし、ブログとホームページではできることが違います。むしろ、ブログはホームページの中に埋め込んで運営しましょう。TwitterやFacebook、ブログなどではあえて集客しないで、ホームページへ誘導する流れを作るのです。サロンの紹介や集客はホームページで行いましょう。

2、SNSを活用してホームページへ誘導

SNSでサロンの宣伝をすると、ユーザーに嫌われてしまうことがあります。SNSでは、マツエクが好きな個人を知ってもらうことが大切です。サロンのことを書くにしても、あくまでも個人の出来事として「今日こんな事があった」と書くのがコツになります。

まず個人に興味を持ってもらうことが大切です。そのあとで、サロンに興味を持ってもらうという流れを大切にしましょう。ネットで集客をするのは、あくまでもホームページ上だけです。

また、SNSには無料で、しかもたった1人で運営できるという特徴があります。そのため、サロンにスタッフがいる場合は、協力して複数アカウントで運営することも可能でしょう。

3、ポータルサイトへの登録

美容業界には、ポータルサイトがたくさんあります。マツエクサロンを探しているユーザーも、ポータルサイトを利用している場合が多いです。

しかし、すべてのポータルサイトを利用しても、期待するほどの効果はありません。なぜなら、ポータルサイトに登録するだけで費用がかかってしまうからです。

ユーザーがポータルサイトから知りたいのかは、サロンの雰囲気と口コミです。この2つが掲載できないポータルサイトは意味がありません。サロンの雰囲気がわかる写真と口コミが掲載できるポータルサイトを選択しましょう。

4、チラシのポスティング

チラシのポスティングでは、誰に読んでもらうのかが重要です。そのため、ポスティングするエリアによって、チラシの内容を変える必要があります。

どこにでも同じチラシをポスティングするのは効果がなく、サロンのイメージダウンにもつながります。チラシの大きさも大切です。サイズは大きくても小さくてもよくありません。半分に折って財布に入るぐらいがベストなサイズでしょう。

5、店舗の立地によっては重要な看板

看板の役目は、初めて来店した人にサロンの場所を教えることです。サロンが1階ではないときや少し引っ込んだ場所にあるときは、できるだけ目立つ看板を用意しましょう。

ホームページやチラシに掲載している地図だけでは、サロンまでたどり着けない人は必ずいます。わざわざ電話をかけて道順を問い合わせてくれる人より、あきらめて帰ってしまう人のほうが圧倒的に多いと思っておきましょう。店舗を見つけてもらうのは、大切なことなのです。

6、タウン誌やフリーペーパーへの掲載

マツエクサロンの集客では、タウン誌やフリーペーパーへの掲載を特におすすめします。なぜならメインの読者層が、その地域の主婦だからです。まさにこれから新規で獲得したい顧客にぴったりな人たちが、タウン誌やフリーペーパーを日常的に読んでいます。

地元でかなり知名度があるタウン誌に掲載されれば、読者である主婦から信頼されることにもつながるでしょう。また、掲載料が格安である点も大きなメリットであるといえます。

7、お友達紹介キャンペーン

既存の顧客が新規の顧客を紹介し、両方が特典をもらうことができるお友達紹介キャンペーンは、どこのサロンでも当たり前のようにやっています。みんながやっていることは、必ずやるようにしましょう。そのうえで、オリジナリティを出すのが重要です。

例えば、お友達キャンペーンを期間限定にして定期的に開催すると特別感が出ます。どうせならこの期間に紹介しようと思ってもらえるでしょう。また、既存顧客への特典を豪華にすると、また誰かを紹介しようと思ってもらうことが期待できます。

さらに紹介された人も、次のお友達キャンペーンのときは自分も誰か連れて来よう、というという気持ちになることが期待できるのです。

新規顧客だけでなくリピーターの確保にも力を入れる

技術はあるけれど客足はいまひとつというネイルサロンにとって、新規顧客の獲得は最重要課題です。せっかく磨いた腕前を発揮するためには、顧客がいないとどうしようもありません。

しかし、いつまでも新規顧客ばかりを相手にしていてはいけません。目の前にいる顧客に何度でも来店してもらうため、最大限のサービスをしましょう。新規顧客の中から、リピーターを増やすことが大切です。

リピーターには、より高額のコースを選んでもらって、客単価をあげるように努力しましょう。リピーターに新規顧客を紹介してもらい、またその人がリピーターになることが、理想の流れといえるでしょう。

マツエクのファンを育てよう

マツエクサロンに通う習慣はなくても、まつげの悩みがある人はたくさんいます。マツエクサロンは、あらゆる世代に需要があるのです。

集客にはいろいろな方法がありますが、来てもらいたい世代によって、方法を変えることが重要になります。あきらめないで集客を続けましょう。また、新規の顧客を集客するだけでなく、リピーターを育てることも大切です。

マツエクサロンに通っている若い女性を、マツエクから離れないようにしましょう。その人たちもやがては40代や50代になるのです。